波力発電機の原理図


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海上観測用独立電源
従来の波力発電機

流体解析用二次元図面(青矢印は空気の流れ、赤矢印は回転方向を示す
当タービンの下方に設置するブイ内の海水の上下動によりタービン内に空気の往復流が生じ、その給排気どちらの空気を受けてもタービンは一定方向に回転する。

 クロスフロータービンの特長は、「起動トルク」が最大であることで
 小さな波高でも高効率に起電し始め、中小型波力発電機への応用が期待されます。
【参考】タービンは左右2台あり、タービンの形状は上記図の如き断面を持つ中空の円筒形であり内部を空気が貫流
する。空気がタービンに突入する時とタービンから抜け出すときに大きな回転効果を与える事が知られている。タービ
ン室の特殊な形状が空気ガイドの役割を果たしエネルギー変換効率を飛躍的に高めています。空気の出入り口4ヶ
所にはそれぞれ整流板が設けられ、回転に悪影響を及ぼす乱流の発生を抑えている。

海洋の波浪エネルギー(上下運動)を空気室のポンプ運動によるタービン室内の空気往復運動に変換しクロスフロー風車を一定方向に回転させ発電させる装置の原理図である。
当図は、説明のため解り易くディフォルメしたものであり、タービン室容積が空気室容積に比し大きめになっていますが、実際の空気室容積は遥かに大きく、またタービン室の形状も細部詳細は割愛してあります事を予めお断り申し上げます。
また、複数個のタービン・発電機・バイパス電気回路・蓄電装置など「危険分散」(故障対策等)の重要テーマも当図は割愛してあります。
今後の試作機実験や数値流体解析による最適化研究により、当原理図に改良されて行く可能性は十分ございます事を予めご了承ください。

原理説明図(ディフォルメ図)


【クロスフロータービン波力発電機の特長】
  1.無弁式→故障多発部の解消・コスト削減・メンテナンスレス
  2.起動トルクや回転トルクが高い→自己起動可能・波高が小さくとも起電可能
  3.複数タービン→危険分散(故障時完全放電防止)
  4.タービン両サイド発電機装着→危険分散・発電機の外気隔離・電気変換効率の向上
  5.両サイト特殊軸受回転→対候性・堅牢性・波浪注意報時の耐久性抜群
  6.高効率→小型化・低価格・発電コスト縮小・維持管理費の削減


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